
朝起きると、パジャマのボタンが外れていたり、布団がベッドから落ちていたり。寝相が悪いと気になってしまいます。でも、寝相が悪いからといってずっと同じ体勢でいるのは難しいものです。
どんな寝相が良い寝相なのでしょうか。
人は眠っている間に体の緊張をゆるめ、骨盤などバランスを整えます。
良い寝相とは、自然な形でまっすぐ立っているような寝相です。仰向けで手足が少し離れて体重が分散されています。仰向けで眠ったとき、背中はわずかにS字を描きます。
熟睡しているときは自然とこのような体勢になるので、眠るときは自分が眠りやすい体勢で眠ってください。
よく寝相で性格分析ができるといわれています。アメリカやイギリスで研究されている、代表的な寝相を挙げてみました。
| うつぶせ | 神経質な人に多い寝相です。両手を広げるタイプは社交的な人に多い寝相です。 |
| 王様型 | あおむけで大の字になって寝るポーズです。寛大で人の話を聞くのが上手な人に多い寝相です。 |
| 胎児型 | 生まれる前の赤ちゃんのように体を丸めるポーズで、内向的な人に多い寝相です。 |
| 半胎児型 | 膝を少し曲げるポーズで、バランスのとれた性格の人に多い寝相です。 |
人は眠っているとき、長時間同じ体勢でいるのはつらいので、1回の睡眠で20〜30回も寝返りをうちます。
ずっと同じ体勢でいるとお年寄りに多い床ずれになります。床ずれは皮膚にできものができたり骨まで及ぶこともあります。なので、無理に寝相が悪いから直そうというのも体に負担がかかってしまいます。
寝相が悪いと寝違え、肩こり、腰痛、むくみなどが起こります。寝相の悪さというのは、寝具選びからも起こります。やわらかい寝具では体重を支えきれずに腰痛の原因になります。硬い布団では頭を支えきれず、首や腰がおかしくなります。
朝、起きると首が回らなくなっていた、という人をたまに見かけます。これは、ずっと同じ姿勢で寝ていたために首に負担がかかって動けなくなってしまう状態です。ひどいときは首から肩にかけて痛みがあって、起きられなくなった人もいます。そうしたときは首に冷湿布をあてて下手に動かさないようにします。大体 1週間くらいで治ってきます。ずっと同じ姿勢で眠ってしまったら、筋肉が疲れているので急に動かさないようにしましょう。
また、枕選びもチェックしてみてください。高さがあっていて、頚部を支えてくれる枕なら、自然な良い姿勢で眠れます。冷えや運動不足も寝違えの原因となるので、日ごろから運動をしたり、眠るときに首を冷やさないようにしましょう。
最近話題になっているのが、うつぶせ寝健康法です。仰向けで寝ると内臓を圧迫したり、血の流れが悪くなるので、うつぶせに寝るのが自然な体勢なんだとか。 確かおすもうさんもうつぶせで眠ってますよね。脂肪が重いからとか、息ができないからって聞いたことがあります。
うつぶせで寝ると寝つきが良くなる・肩こ りや腰痛の改善、咳やたんの減少などが見られます。気管が閉塞しやすい睡眠時無呼吸症候群の人にもおすすめです。介護の現場で利用されている健康法なの で、ぜひ試してみてください。
- 自分にあった寝具を選ぶと体の負担が軽くなります。
- 抱き枕を使うと胎児型の寝相になって寝返りが少なくなります。
- 光の量・温度・湿度など、眠りやすい環境を整えます。
- 寝相が気になるときは腹巻をする、タオルを巻くといった工夫をしましょう。子供用ならスリーパーというかぶるナイトウェアもありますよ。
寝相はそのときの体調や気分で変わることもあります。気にせず、好きな姿勢で眠りましょう♪
