
最近では、パジャマの代わりにTシャツやジャージなどで眠る人が増えてきました。しかし、それで本当に熟睡できるのでしょうか?
健康に気をつかう人のためにも、自分が心地良く眠るためにも、パジャマを見直してみる必要がありそうです。
とある研究団体の資料を見ました。日本ではパジャマを着ている人が多いのですが、海外ではTシャツだったり下着で眠る人もいます。
ジャージなど部屋着で眠る人は少なく、身軽な格好が多いんだな、という印象です。
Tシャツ+ズボン48%、Tシャツのみ16%、パジャマ15%
パジャマ16%、トレーナー・ジャージなど30%、Tシャツ+ズボン15%
長いこと着物を着ていた日本人にとっては、当然パジャマのようなものはありませんでした。せいぜい着古した浴衣がお風呂上がりに便利だったので、銭湯ができた江戸時代から湯上がりに浴衣を着て、そのまま外を出歩くスタイルができたくらいでした。
湯上りに着たものの姿で外を歩くというのは、現在のT シャツやジャージで近くまで行くのとつながっていますよね。
日本にパジャマが伝わってきたのは1950年代のことです。しかし、長いこと眠るために着替えることがなかった日本人にとって、パジャマというのは外に出歩くには不便というイメージがありました。そのせいか、パジャマにも上下別の柄で洋服のようなデザインだったり、人の目を意識するデザインが登場してきているようです。
でも、家の中だけの楽しみ方という見方もありますよね。外では恋人とお揃いにできないけど、パジャマならおそろいにできるとか、テレビで着ていたパジャマを着てみたいとか。こっそり楽しむこともできるんですね。
パジャマというと上下セパレートになっていて、洋服みたいなイメージがあります。でも寝るときに身につけるもの、という意味ではたくさんの種類があります。
赤ちゃんの寝巻きが成長段階に合わせてたくさんあるように、ちゃんと用途に合わせて着るのが良いんですよね。
| 寝巻き・寝間着: | 旅館に置いてある浴衣や入院するときに着る着物タイプのパジャマ。介護がしやすいです。旅館では喜んで着るのに、病院ではあまり嬉しくないです。 |
| ネグリジェ: | 女性が着るドレスみたいなもので短い丈から長い丈まであります。薄いひらひらのイメージがありますが、ゆったりしてよく眠れそうなネグリジェもあります。 |
| 甚平: | 寝巻きが上下分かれたタイプで眠るために作られた甚平があります。程よく涼しいので快適です。女性でも着やすいパジャマ素材や可愛い色もあり、外に出ても気になりません。 |
| 着ぐるみパジャマ: | 大人も子供も動物やキャラクターになりきれるパジャマです。汗を逃すように、手足は出るものが良いでしょう。 |
眠るとき、服が重たかったりしめつけていると寝苦しくなります。軽くてゆったりとしたパジャマが良いでしょう。
それにパジャマには、汗を吸いとって外に出す働きがあります。化学繊維を使っていると安価ですが、吸湿性や通気性が良くありません。アレルギーにも良くないので、特に小さい子には天然素材のものを選びたいですね。
パジャマには肌触りの良い快適な素材が使われています。それぞれの素材を組み合わせることで、保温性や吸湿性などを高めた素材もあります。季節に合わせてお好みのパジャマを選んでみましょう。
| 綿: | 吸水性・肌触りが良く、洗濯機でいっぱい洗えるので、赤ちゃんにも安心の素材です。 |
| シルク: | つるつるしっとりとした感触で、夏は涼しく冬は暖かいという特徴があります。洗濯には注意が必要です。 |
| 麻: | 吸湿性が良く、さらっとしているので夏にぴったりの素材です。 |
| ウール: | ウールというと暖かいイメージがありますが、断熱性があるため春夏にも向いている素材です。 |
| アクリル: | 暖かいのですが、アクリルだけでは汗を吸い取ってくれません。他の素材と複合されたものを選ぶと良いでしょう。 |
裸で眠ったり下着をつけないで眠る健康法があります。確かに下着のしめつけはよくありません。しかし、実行して風邪をひいたという人もいます。
何もつけないでいると汗を吸収してくれないので、冷えて風邪をひいてしまいます。ですから、眠るときは汗を吸い取ってくれるゆったりしたものを1枚着ておいたほうが良いんですね。





