
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。昔の生物は、ノンレム睡眠というものはありませんでした。
ではレム睡眠とノンレム睡眠はどのように違うのでしょうか。それぞれの効果や睡眠中何が起こっているのか探ってみたいと思います。
昔々、人間は冬眠していたといいます。体温を低くして睡眠時間を長くし、冬の間はエネルギーの消耗を抑えていたようです。体のために睡眠をとっていたんですね。でも、現代人なら脳を休めるためって答えると思います。
実際、脳は体より10倍もエネルギーを使っていて、脳の睡眠は体の睡眠の5倍も必要なんだそうです。そういえば歩きつかれたとき、体が疲れているのを脳が判断して「疲れた」といいます。別に頭を使ったわけでもないのに、疲れて眠ってしまいます。
「疲れる」と判断するのは、体の場合もあり、脳の場合もあるようです。
ノンレム睡眠は大脳を休ませるために、レム睡眠は体を休めるためにあるといわれています。
ノンレム睡眠は魚類や両生類などにはありません。進化していく上で作られた、特別な睡眠なんですね。
- 脳の疲れをとって、情報処理を正しくする
- 精神的な安定、ストレスを減らす
- 記憶を定着させる
- 成長ホルモンやプロラクチンによって、けがを治したり美肌効果がある
- コルチゾールという物質によって免疫力がつき、病気にかかりにくくなる
- 血圧が下がり、心拍数・呼吸数が減り、リラックスモードになる
みなさんは「夢」ときいて何が思い浮かびますか?
大きく分けると、睡眠中に見る夢と将来の希望に分かれるのではないでしょうか。
睡眠中に見る夢には、いろんな夢があります。けれど、無意識のうちに夢からメッセージを受け取ったり、その日に起こったことを整理してくれて、翌日すっきりとさせてくれます。夢を見ることで現実に夢がかなう、そんな感じがするのです。
夢は主にレム睡眠のときに見ます。ノンレム睡眠のときに見ることもありますが、レム睡眠が視覚を伴った夢なのに対し、ノンレム睡眠のときは思考が強く出ます。
大抵夢を覚えているのはレム睡眠のときのことです。ノンレム睡眠のときの夢を覚えているのは、分裂病患者に多いといわれています。
人はなぜ夢を見るのでしょうか?これにはいくつかの説があります。
1.ストレスを夢で発散する、精神力動説
2.脳の興奮レベルを一定まで戻し、身を守るホメオスタシス説
3.1日の記憶を整理して必要なものだけをインプットさせる記憶と学習過程説
4.脳の疲れを癒して日中の集中力を高めたり、気持ちを安定させる回復説
夢の中だってコントロールできたら良いのに、悪い夢を見ることもあります。
夢は実際にあった出来事や情報の中から断片的に組み合わせてできています。仕事のことばかり考えていると、夢の中でも仕事をしていたり、気になる人がいれば、その人の夢を見たり。
眠る前には見たい夢のことを強くイメージするのが良いみたいです。
子供のときって、1度眠ってしまうとなかなか起きなかったりしますよね。子供のときは、深い眠りなんです。それが成長するにつれて、勉強とか遊びとか、段々と浅い眠りになって睡眠時間をたくさん必要になったのかもしれません。
実際、大人になるに従って深い眠りは少なくなり、お年寄りは浅い眠りが多くなると いいます。
子供は深い眠りの中で成長します。子供のうちからストレスを抱えると成長しなくなるんです。びくびくしたり、気が張っている状態が長く続くのは 心にも良くありません。
ですから成長段階の子供のうちは、家族で睡眠の環境を整えてあげてくださいね。





